COLUMNコラム

年齢とともに、背中のぜい肉がとれなくなるのは本当?

  • アンチエイジング

2020.10.27

エステの専門家に話を聞くと、「年齢はほうれい線と首のシワに出る」とおっしゃいます。

トレーナーの立場からは、「下半身の筋肉量の低下と背中に出る」といったところでしょうか。

たしかに、下着が脇のぜい肉に食い込んでくるのを気にされるクライアントの方もいます。

明らかにトレーニングしている人は、背中の筋肉がついています。何もしないで背中の筋肉がしっかりついている、かつぜい肉もついていない人は存在しない、といっても過言ではないくらいトレーニングしているか、していないかが明確にわかりやすい部位でもあります。

ある女性誌で、「一般女性に聞いたあこがれの背中」の人が、草刈民代さんと紹介されていました。たしかに、背中の開いたドレスも似合う引き締まった背中をされていますね。

ではなぜ、年齢とともに背中は脂肪がついて丸くなり、年配体型をイメージさせてしまうのでしょうか?

これは、背中の筋肉の特質にも関係しています。

人間のからだは年齢とともに「硬くなりやすい筋肉」と「弱くなりやすい筋肉」にだいたい二分することができます。

年齢とともに硬くなりやすい代表的な筋肉は、ハムストリングス(腿の裏)、腸腰筋(腿のつけ根・股関節)、大胸筋(胸)、僧帽筋上部(背中の上部)などです。

年齢とともに弱くなりやすい代表的な筋肉は、僧帽筋下部(背中の下部)、菱形筋(肩甲骨周辺)、臀筋群(臀部)、腹筋群(腹部)などです。

ライフスタイルが筋肉の強弱を左右する!

「硬くなりやすい」「弱くなりやすい」の要因は、筋肉の性質の問題よりも普段の生活様式が大きく関係していると思います。

私たちは、パソコンや家事など常に手を前に出している動作をしています。

よって、胸の筋肉は常に収縮している状態なので硬くなりやすいのです。

そして、背中の筋肉は、肘がからだよりも後ろにいかないと大きく動かすことができません。

しかし普段の生活では、そのような動作はありません。そのことが、背面の筋肉が弱くなりやすいということの原因にもなっているのではないでしょうか。

やはり普段の生活を行うことの少ない特別な動作は、筋トレが必要になってくるのです。

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