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【BASIピラティスコンプリヘンシブ】|マシンピラティス資格の魅力について解説

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2025.12.8

みなさんこんにちは。ノバス代表の脇坂です。

今回は少し角度を変えて、近年フィットネス業界で爆発的に人気を集めている「マシンピラティス」について取り上げていきます。特に、BASIピラティスコンプリヘンシブ資格は、世界的に評価が高く、指導者としての幅を大きく広げてくれる資格の一つです。

マシンピラティスは単なるブームではなく、ボディメイク・姿勢改善・リハビリ予防の観点からも非常に効果的であり、今後さらに需要が高まっていく分野だと確信しています。そこで本記事では、BASIピラティスコンプリヘンシブ資格の基本情報から学べる内容、取得のメリット、活躍できるフィールド、そして他資格との違いまで、経営者としての経験も交えて詳しく解説していきます。


BASIピラティスコンプリヘンシブの基本情報

BASIピラティスコンプリヘンシブは、世界的に認知されているBASI(Body Arts and Science International)が認定するピラティスインストラクター資格です。BASIは、ピラティス教育の質と体系化において国際的な評価を受けており、マットからマシンまで幅広い指導技術を網羅した教育プログラムを提供しています。

BASIピラティスコンプリヘンシブは、解剖学や運動学の知識に基づき、安全かつ効果的にクライアントの姿勢改善・柔軟性向上・ボディメイクを行えるトレーナーを認定する資格で、フィットネスやパーソナルジム、医療・リハビリ分野でも活かせる国際的に信頼性の高い資格です。

認定団体

  • 本部:BASI(本部:イタリア)
  • 日本窓口:BASIジャパン

受講・受験条件

  • ピラティス基礎知識の有無は不問(初心者も受講可能)
  • 年齢制限なし

資格取得までの流れ

  • 受講形式:マットとマシンを組み合わせた理論+実技研修
  • 言語:日本語サポートあり(教材・研修一部英語)

学べる範囲

  • 解剖学・運動学に基づく動作理解
  • マットピラティス指導技術
  • マシンピラティス(リフォーマー、キャデラック等)指導技術
  • 個別プログラム作成と指導上の安全管理

学習期間

  • 約6〜12ヶ月(研修+実技確認)

合格率

  • 約80%前後(研修参加者の修了率ベース)

BASIピラティスコンプリヘンシブでは、解剖学や運動学の基礎から実践的な指導法まで、体系的に学ぶことができます。マットだけでなくマシンを使用した指導法も習得できるため、パーソナルジムやフィットネススタジオで即戦力として活躍可能です。日本でも定期的に研修や試験が開催されており、海外認定資格として国際的に通用する点も大きな魅力です。


学べる内容

マシンピラティス

BASIピラティスコンプリヘンシブでは、ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティスのメソッドをベースに、現代的な運動学・解剖学の視点を融合させた体系的なカリキュラムを学びます。

1. 解剖学・運動学の基礎

  • 骨格・関節・筋肉の構造理解
  • 姿勢や動作の分析方法
  • 呼吸と体幹の関係性

2. ピラティスメソッドの理解

  • マットエクササイズの基礎から応用
  • リフォーマーを使った姿勢改善プログラム
  • 各マシンの役割と効果的な活用法

3. プログラム設計

  • 個人の体型・目的に合わせたオーダーメイドプランの作成
  • 怪我予防やリハビリを考慮したエクササイズ選択
  • アスリート向けの競技力向上プログラム

4. 指導スキル

  • 言葉がけやデモンストレーションの技術
  • グループレッスンとパーソナル指導の違い
  • 初心者から上級者までの段階的アプローチ

BASIピラティスコンプリヘンシブでは、単に「エクササイズのやり方」を学ぶだけではなく、人体の構造や運動の仕組みといった解剖学的・運動学的な知識をしっかりと理解した上で、現場で即座に活かせる指導法を体系的に学ぶことができます。

例えば、肩や腰、股関節の可動域制限や筋力バランスの崩れを見極め、それに応じた個別プログラムを組む能力は、理論と実践を結びつけたBASI独自のカリキュラムだからこそ身につきます。また、マシンごとの特徴や使い方を理解し、安全かつ効果的に指導する方法も網羅されています。

さらに、姿勢改善やボディラインの調整、呼吸法のコントロールなど、ピラティスが持つ多様な効果を目的別に活かせるスキルを習得できるため、初心者からアスリートまで幅広い層に対応可能です。こうした体系的かつ実践的な指導スキルは、単なる「運動指導」ではなく、クライアント一人ひとりの身体の状態や目標に合わせた専門的なサポートを提供できる大きな強みとなります。


資格取得のメリット

私のジムでもマシンピラティスを導入しているのですが、BASIコンプリヘンシブを修了したトレーナーが在籍していることは非常に大きな強みになっています。

  1. 集客力が高まる
    「ピラティス=美容と健康に良い」というイメージは一般の方に広く浸透しており、特に女性層からの人気は絶大です。BASIという国際ブランドの資格を持つインストラクターが在籍しているだけで、お客様からの信頼度や安心感が段違いに高まります。
  2. 幅広い対象者に対応可能
    一般的なトレーナー資格では「筋トレ」「ダイエット」が中心ですが、ピラティスは姿勢改善やリハビリ後のサポートにも適しています。腰痛や肩こりに悩む方、運動初心者、高齢者でも無理なく続けられる点は、他のトレーニングと比べて大きなメリットです。
  3. 競争優位性を確保できる
    フィットネスジムが増え続ける中で、マシンピラティスはまだ導入率が低く、差別化ポイントになりやすいのが現状です。私のジムでもマシンピラティスを導入したことで、新規入会者の半数以上が「ピラティスをやりたかったから」と答えており、マーケットの強さを実感しています。
  4. トレーナー自身の成長
    資格を通して学んだ解剖学や姿勢分析の知識は、ピラティス指導だけでなくパーソナルトレーニングやコンディショニング全般に応用できます。結果的に、トレーナーとしての引き出しが大幅に増え、キャリアアップに直結します。

これらのメリットをまとめると、BASIピラティスコンプリヘンシブ資格は、トレーナーとしてのスキルアップだけでなく、キャリアの幅を大きく広げる要素を兼ね備えていると言えます。単にマットやマシンのエクササイズを学ぶだけでなく、解剖学や運動学の知識に裏打ちされた指導ができるため、クライアントに対して安全かつ効果的なプログラムを提供することが可能です。

さらに、現場での即戦力としての価値も高く、フィットネススタジオやパーソナルジム、リハビリや健康増進施設など、さまざまな環境で活躍できます。また、国際的に認められた資格であることから、海外での指導や学びの機会にもつながり、長期的に見てもキャリアの安定性と成長性を両立できる点が大きな魅力です。

この資格を取得することで、単なる運動指導者ではなく、専門性と信頼性を兼ね備えた「選ばれるインストラクター」としての存在価値を確立できるでしょう。


資格を活かせるフィールド

マシンピラティス

BASIピラティスコンプリヘンシブを取得すると、活躍できるフィールドは非常に広がります。

  • ピラティススタジオ:マット&マシンの両方を指導可能
  • パーソナルジム:筋トレと組み合わせた姿勢改善・ボディメイク指導
  • リハビリ分野理学療法士や医師との連携による運動療法の一環
  • スポーツチーム:体幹強化や柔軟性向上による競技パフォーマンスアップ
  • オンラインレッスン:需要拡大中の自宅向けピラティス指導

特にパーソナルジムにおいては、「筋トレ×ピラティス」の組み合わせが非常に強力です。筋トレで体幹や大筋群を鍛え、ピラティスで姿勢の改善や柔軟性の維持を行うことで、効率的に理想のボディラインを作ることができます。

また、筋トレだけでは偏りがちな動作パターンや筋バランスの乱れをピラティスで整えることで、ケガのリスクを減らし、トレーニングの効果を最大化することも可能です。

さらに、リバウンドを防ぎながら美しい姿勢を維持できるため、クライアントの満足度や継続率の向上にもつながります。実際に私のジムでも、筋トレとマシンピラティスを組み合わせたプログラムは非常に人気が高く、男女問わず幅広い層のニーズに応えられています。


他の資格との違い

BASIピラティスコンプリヘンシブは、他のトレーナー資格と比べて「姿勢改善や体幹強化、美しい動作の習得に特化している」点が大きな特徴です。NSCA-CPTやNESTA-PFTのようなパーソナルトレーナー資格は、筋力アップや有酸素運動による健康維持・ボディメイクに強みがありますが、ピラティスのように柔軟性や可動域、呼吸法まで体系的に学ぶことはできません。

また、NSCA-CSCSはアスリートの競技力向上に特化しており、高強度トレーニングやパフォーマンス向上が中心です。健康運動指導士や健康運動実践指導者は、生活習慣病予防や健康維持に焦点を当てていますが、ボディラインや姿勢改善といった美容的要素は限定的です。

これに対して、BASIピラティスコンプリヘンシブは、医療的知識に基づく安全な運動指導と、ボディメイク・姿勢改善・柔軟性向上を同時に学べるため、一般層からアスリートまで幅広い対象に対応可能です。


まとめ

BASIピラティスコンプリヘンシブは、マシンも含めたピラティスの指導を網羅的に学べる、国際的に認められた資格です。取得には時間も費用もかかりますが、その分だけ専門性・信頼性・キャリアの幅が大きく広がります。

私自身、ジム運営をしていて強く感じるのは、「マシンピラティスの需要は今後さらに伸びる」ということです。特に女性層や健康志向の高い層にとっては「ただ鍛えるジム」よりも「姿勢を整えて美しく動けるジム」の方が圧倒的に魅力的に映ります。

もしあなたがトレーナーとして差別化を図りたいなら、BASIピラティスコンプリヘンシブの取得は大きな武器になります。「医療とフィットネスをつなぐ専門性」「美容と健康を両立できる指導力」「国際的に通用する資格」

これらを手に入れることで、確実にキャリアの選択肢が広がり、より多くのお客様から選ばれる存在になれるでしょう。

記事執筆 監修者

ノバス 代表 脇坂諭

株式会社ノバス 代表取締役 脇坂諭
パーソナルジム ノバス代表 / キャリア採用担当
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【キャリア】
鹿屋体育大学 体育学部 体育・スポーツ課程を卒業後、サッカー選手として現J3カマタマーレ讃岐に4年間在籍。

引退後、トレーナーとしてのキャリアをスタート。体育スポーツ学の専門性とアスリートとしての経験を活かし、2015年に株式会社ノバスを創業。

パーソナルジム事業に加え、フランチャイズ本部、プロダクト開発、健康ソリューション事業などを展開。

ノバスの理念である「ジムのある暮らしを、一生モノの習慣に」を体現するため、オンラインコンテンツ「ノバスオンライン」の開発など、継続支援システムを構築。

香川県や高松市といった行政との提携実績があり、企業の健康経営支援サポートや、各種セミナーやメディア出演(KSB瀬戸内海放送15回)を通じ、健康の普及に尽力している。

【経歴】
現J3カマタマーレ讃岐 選手

【学歴】
鹿屋体育大学 体育学部 体育・スポーツ課程(学士号)

【保有資格】
健康運動指導士
保健体育教員免許
健康経営アドバイザー

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